約80度の源泉で作る温泉玉子
地球パワー地熱パワーさく裂の証、それが天然温泉。式根島は温泉マニア垂涎の足元湧出自噴温泉の宝庫です。その恵みを文字通り「味わえる」のが源泉に浸して作る温泉玉子ではないでしょうか。しかし、いったい、何分沈めればよいのか?諸説が錯綜していますので、島民を代表して、ひだぶんが実験してまいりましたので、ここに研究成果を発表したいと思います!夜に星空を見ながら露天風呂に入って、温泉たまご作りなんて、一生忘れないロマンチック(?)な思い出になりますね!
※温泉玉子を作る時は他の人の迷惑にならない場所にしましょう
※源泉温度は日によって異なりますので、あくまで参考でお願いします
用意するもの
たまご1パック、ネット、温度計
実験方法
■実験場所
ひだぶんから徒歩5分の松が下雅湯、源泉注入エリア
■実験方法
湯温をはかり、たまごを沈めて20分後から50分後まで5分おきにたまごを取り出し、持ち帰って固まり具合調べる
■実験日時
2024年11月16日14時
■条件
曇り
気温20度
湯温74度
実験開始







実験結果
- 源泉温度は気温や季節、天候(雨の後や乾期)など様々な要因で一定ではない
- 白身は20分、黄身は25分くらいから温泉玉子らしくなる
- 長くやれば固ゆでになるかというと、沸騰温度でないので、黄身だけが少しずつ固さを増していく程度で、最終的に固ゆでたまごにはならない
結論
(いぶかしげに実験風景を見ていた)ゲストハウスひだぶん最古の常連釣り師3人組のおじさま達に、主旨を話して試食をお願いしたところ、玉子の固まり具合を目視で見切り、それぞれ「20分」「30分」「50分」を選ばれました。そして「俺は一番これが美味しい」と全員がきっぱり断言。さすが、日頃フカセ釣りで一日中ウキを見つめ、魚の細かなアタリをとらえる目力です。
結論:温泉たまごのゆで加減の好みは人それぞれ
王道は25分から30分、固めがお好きな人は、どこまでやっても固ゆでにはならないので好きなだけ長くしてください!気温が高く、雨が少ない時は、きっと源泉温度も高いので、気持ち短めがよいでしょう。
また、日によって、源泉温度が低くなる日も、もちろんありますので、心配な方は温度計をご持参ください。道具を持参するのが面倒、玉子1パックじゃ多すぎる、という方は、宿泊者限定ですが、ひだぶんの自炊アシストメニュー「源泉で作る温泉たまごキット」をご活用ください(PR)。
以上。