
ミノカサゴ

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海面によくいる外道
鋭い歯にご用心
ヒラヒラとしたヒレを動かしながら泳ぐ姿は優雅でダイビングでも人気。しかし、釣れてしまった場合は、背ビレに13本、臀ビレに3本、腹ビレに1対(2本)の毒トゲがあり、とくに背ビレの長い毒トゲに注意が必要。かなり腫れたり痛みが続く厄介な毒で、病院送りとなる。タンパク毒なので、刺された場所を50℃くらいの湯に1時間ほど浸すと、毒が失活し痛みが和らぐ。 死んでも毒があるので、食べる場合は、毒ヒレを切り取ってから持ち帰るほうが無難。
食べ方
刺身、塩焼き、揚げ物など
DATA
和名 | ミノカサゴ |
学名 | Pterois lunulata Temminck and Schlegel, 1844 |
分類 | フサカサゴ科ミノカサゴ亜科ミノカサゴ属 |
大きさ | 25cm |
好む場所 | 浅い岩礁域 |
分布 | 小笠原諸島、伊豆諸島、琉球諸島、北海道以南の太平洋・日本海沿岸など |