
オヤビッチャ

目次
桟橋の定番熱帯魚
無毒系式根島エサ取りーズ
式根島の桟橋に群れている20㎝弱のスズメダイの仲間の1つ。幅の広い5本の横帯と黄色っぽい体表が目印の熱帯魚である。食用としては無名で持ち帰る人も少ないが、丸みを帯びた厚い体形で、意外と食べると美味しい。サビキ釣りでよく子どもが釣りあげている。
思わず声に出して読みたくなる「オヤビッチャ」という名前の由来は、沖縄方言の「アヤビッチ(綾模様が走っている)」からという説と、東北地方の方言「ビッチャ(赤ん坊)」転じて親になっても小さいからという説がある。そっくりな魚に、ロクセンスズメダイがあり、式根島では両方混じって泳いでいる。
食べ方
刺身、唐揚げ、煮付け
DATA
和名 | オヤビッチャ |
学名 | Abudefduf vaigiensis |
分類 | スズメダイ科オヤビッチャ属 |
大きさ | 20cm |
好む場所 | 岩やサンゴ礁のある浅い沿岸など |
分布 | 小笠原諸島、伊豆諸島、琉球諸島、太平洋、青森以南の日本海など |