魚の種類豊富な式根の海

魚釣りに挑戦してみよう!

式根島は釣り師憧れの聖地で、黒潮が育んだ豊かな海に多くの魚たちが暮らしています。足元がしっかりした桟橋で、いろいろな魚が釣れますので、ぜひやってみましょう。そんなにガチの釣りでなくても、自分で釣った魚を食べてみるのは、とても貴重で楽しい体験です。
釣りには四季の変化があり、釣れる魚も変わってきます。島旅と釣りをセットにすれば、一年中、島に遊びに来たくなること請け合いです。また、大浦海水浴場は式根島で唯一魚突きができるビーチで、スピアフィッシャーが多く訪れます。ここでは初心者向けに解説をいたします。

釣りスポット「野伏港」

さるびあ丸・ジェット船が着く式根島の玄関口・野伏港は、新島との間の潮通しが良く、大型青物から根魚まで魚種多彩に釣れる式根島を代表するポイント。着岸や港湾作業の邪魔にならないよう配慮しながら、存分に釣りを楽しもう。

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  • さるびあ丸(大型客船・本船)や、あぜりあ丸(下田船)ほか、船の着岸前後30分~は両先端のごく一部を除いて釣りができません。釣り道具は速やかに全て片付けて、離島の生命線である港湾作業の邪魔にならないようにしましょう。着岸時刻をあらかじめ調べてから釣り計画を立てると効率的です。
  • 強風やうねりが強くなると、野伏港も波をかぶります。油断せず早めに撤退しましょう。
  • ナラエ・ナライ(北東の風)は、野伏港はもろに風が当たり、釣りづらくなります。ニシ・ニシンカゼ(西風)、春から夏にかけてのナガシ(南~南西風)では風裏になり、ある程度吹いても、釣りができる可能性があります。
  • トイレは徒歩3分ほどの野伏船客待合所にあります

釣りスポット「式根島港」

式根島港(足付桟橋)はかつて客船も着いた桟橋で、今は漁港としての機能が残っている。周囲は磯が点在し、海底に変化があることから魚種豊富。ただし、波を被りやすく、立入禁止になっていることも多い。

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  • 立ち入り禁止時は桟橋内に入らないようにしましょう。
  • 漁港側の湾内で釣りをするときは、係留中の船のロープ港湾施設等に仕掛けなどをからませないよう注意してください。
  • 強風やうねりが強くなると、波をかぶります。油断せず早めに撤退しましょう。
  • 北風、ニシ・ニシンカゼ(西風)では風裏になり、ある程度吹いていても、釣りができる可能性があります。
  • トイレは徒歩3,4分の式根島港船客待合所にあります。

釣りの準備と持ち物

初めて釣りをする方は、短時間なら宮房釣具店の貸し竿(当日17:00までに返却)が手ごろです。早朝や夕方、夜も釣りをしたい時、何日か連続で使いたい場合は、あらかじめ安い釣り竿セットを購入して持参するとよいでしょう。小物や仕掛けなど釣りに必要なものは島内の「宮房釣具店」で揃います。釣った魚を食べてみたい人は、釣った魚をさばいてくれる宿や自炊設備がある宿を選びましょう。また、釣った魚を持ち帰って食べる場合は、保冷をして鮮度を落とさない工夫をしましょう。 
★は島内レンタルあり

★釣り竿
★リール(釣り竿とセットレンタル)
★ライフジャケット
・仕掛け各種
・水汲みバケツ
・締めバサミ

・プライヤー(針外し)
・魚ハサミ
・クーラーボックス
・保冷用氷(氷ペットボトルなど)
・タオルや軍手

・日焼け止め
・サングラス
・虫除けスプレー
・飲み物や軽食
・ゴミ袋

「〆て保冷」「道具」が必要です
外流しで下処理、室内でその先!
下処理までなら誰でもできる!
そこまでやれば何か食べられる!

釣り小物レンタル(ひだぶん宿泊者限定)

ゲストハウスひだぶん宿泊者は、釣りの持ち帰り用小道具セットレンタル(1日1,000円)を利用できます。魚おろしは必要な道具が揃った外流しやミニキッチンでマニュアルを見ながらトライしていただくスタイルです。

[内容]
水汲みバケツ、クーラーボックス、保冷氷、ハサミ、魚ばさみ、プライヤー(針外し)、仕掛け接続に便利なサルカン、自転車紐、バッグ

※釣り糸(道糸)の先にサルカンをつければ、スナップ式の仕掛けの交換がとても楽です。サルカンと糸の結び方は事前に以下の動画などで予習しておきましょう。10回練習すれば、ひとまず結べるようになるはずです。

釣りのはじめ方の参考リンク

釣れる魚の一例

・カンパチ(ショゴ含む)
・シマアジ
・ナンヨウカイワリ
・ムロアジorアオムロ
・ゴマサバ
・メアジ
・タカベ

・鯛
・イシガキダイ
・石鯛
・ブダイ
・オジサン
・イサキ
・ハマフエフキ(タマン)

・フエダイ
・イスズミ
・イシガキフグ
・アオヤガラ
・ダツ
・オヤビッチャ
・スズメダイ ほか

ひだぶんのお客様が式根島で釣った魚で作る図鑑
ひだぶんのお客様の釣りや魚突きの結果レポート

釣りの注意ポイント

  • ライフジャケットを着用する。
  • 立入禁止時に桟橋に入らない。
  • 波が桟橋に被っているときは、危険信号。さらに大きな波がいきなり来て、人や釣り道具、乗り物が流されることがあります。
  • ゴミやたばこの吸殻は、海に捨てない。
  • 港湾作業の邪魔にならないように、十分に配慮する。
  • 漁港側の湾内で釣りをするときは、係留中の船のロープや港湾施設等に仕掛けなどをからませない。
  • 車のアクセルブレーキの踏み間違いによる海中転落事故に注意。
  • 釣り道具などを落としたとき、あせって海に入って取りに行かない。
  • 強風で様々なものが飛びます。海の生き物がゴミを食べてしまうなど環境に悪影響を及ぼすので、持ち物の整頓を心がける。
  • コマセや餌を狙ってカラスをはじめとした鳥が集まります。
  • 知らない魚を素手で触らない。魚の口に指を入れない。
  • サメが釣った魚を横取りしたり、スカリを食い破ったりします。※コマセをまくと特に寄ってきます。

島唯一の釣具店「宮房釣具店」

ひだぶんから歩いてすぐ!式根島での釣り体験のハードルをグッと下げてくれる頼れる味方「宮房釣具店」。釣りに必要なものは一通り販売しているほか、貸し竿やライフジャケット、マリングッズのレンタルサービスを行っている。釣りでわからないことがあったら、まずは尋ねてみましょう。

取扱商品
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魚突き(もり突き)スポット

式根島で唯一大浦海水浴場エリアのみが手銛遊漁可能区域となっている。危険防止のため、近くに遊泳者がいる場合は手銛の使用を控え、遊泳禁止表示ブイより先の外海は潮流が速いため、魚突きも自粛すること。手銛は宮房釣具店でレンタルできる。

海老や貝類の採取は禁止されてるので注意。

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魚突きの持ち物

初心者の方は、なるべく経験者と行動し、日中に、浅い安全な場所で魚突きに挑戦しましょう。くれぐれも安全第一で深追いせずにゆとりをもって楽しみましょう。 
★はあると良いもの

・手銛★
・シュノーケル&マスク★
・フィン★
・マリンシューズ

・手袋(グローブ)
・ナイフ
 ※獲った魚を〆る
・ストリンガー(目串)
 ※獲った魚をキープする

・ウエットスーツ
・ダイビングウエイト
・フロートなど

・クーラーボックス&保冷氷

注意ポイント

  • 海老や貝類、海藻類は禁漁対象なので獲らないこと(刑罰対象です)
  • 初心者は単独行動を避けること
  • 飲酒や疲労時、体調不良時は無理をしない
  • うねりが強い時は海に入らない
  • 潜る海を念のため宿に伝えておくとベターです。
  • トラブルが起こったら、宿泊している宿に連絡をしたり、場合によっては110または新島警察署04992-5-0381に通報してください。式根島にも駐在所があり、警察官が常駐しています。