
トラウツボ

Keyword:危険・毒
目次
派手で大きいトラ模様のウツボ
口吻が曲がって口が閉じないのも特徴
伊豆諸島のぶっこみ釣りでお約束の招かざる?ゲストがウツボの仲間。多いのは、普通のウツボとトラウツボで、ワカウツボやコケウツボはレア。トラウツボは通常のウツボより南方系でオレンジがかった赤茶色の肌に白い斑点が派手で大型。頭に生える角のようなものは、のびた鼻。ウツボ仲間共通のお約束として、歯が鋭く、力が強く、巻きついてくるなど厄介なので、釣れてしまった時は慎重に対応すること。肉を噛みちぎられるような大けがをしてしまうと、医療体制が脆弱な離島ではドクターヘリコースになってしまう。
食べ方
唐揚げや干物など。ただし骨取りほか、捌く難易度が高い。式根島では普通のウツボはウナギと呼んで食べる文化があるが、そのほかのウツボはあまり食べない。
DATA
和名 | トラウツボ |
学名 | Enchelycore pardalis |
分類 | ウツボ科コケウツボ属 |
大きさ | 100cm~ |
好む場所 | 沿岸の岩礁域やサンゴ礁 |
分布 | 小笠原諸島、伊豆諸島、千葉県以南の太平洋など |


