非日常感あふれる式根島で培う「チーム力」

リアル回帰の時代に見直される宿泊研修・社員旅行

美しい海や温泉が自慢の式根島は、リゾート地・保養地としての魅力に加え、高速Wi-Fiの整備が行き届き、貸会議室などを備えた企業研修・合宿・ワーケーションの最適地です。東京都の2020年度「ワーケーション普及促進等モデル実証事業」に採択された実績もあり、島全体として企業・団体のニーズを受け入れる土壌が完成しています。受け入れについては、式根島の「一般社団法人式根島エリアマネジメント」がコーディネイトからお手伝いできます。

「東京の離島」という意外性・ユニークさと、「低コスト(船で直行、良心的な島宿料金)」の組み合わせは、「都会を離れた非日常感があって、バエる場所で研修効果を高めたいが、沖縄や北海道ほど予算をかけられない」という、人事労務ご担当の方や幹事様の切実なニーズにこたえます。

2025年10月に帝国データバンクが発表した福利厚生に関する企業の実態調査の結果では、約5割の企業が今後福利厚生を充実させる予定であり、今後取り入れたい福利厚生は、「フレックスタイム」に並んで「社員旅行の実施・補助」が11.4%と最多でした。

会社・団体の宿泊研修・新入社員研修・合宿・社員旅行・チームビルディング・ワーケーションの行き先は、ぜひ式根島をお選びください。

すでに式根島のリピーターの皆様は、職場の研修や団体旅行に、式根島をご紹介いただけましたら幸いです。

宿泊研修・合宿・社員旅行・チームビルディング・ワーケーションを行う意義

デジタル化とリモートワークの普及が加速したコロナ禍を経て、企業の人材育成は新たな局面を迎えています。効率的な業務遂行はAIが担い始め、定型的な作業は次々と自動化される現代において、企業が成長し続けるためには、以下のようなAIにとってかわられない力を持った人間の育成が必要です。

  • 誰も見たことのない未来を描く想像力
  • より良い未来に必要なことを捉える発想力
  • 0から1を生み出す創造力
  • 時に不合理で曖昧な他者への理解力と共感力
  • 変革を推進する粘り強い実行力

本土と太平洋が隔てる非日常感あふれる離島「式根島」。美しい白砂と澄んだブルーの海、海中温泉など素晴らしい自然に恵まれる一方、離島特有の課題を多数抱えています。五感をゆさぶる環境だからこそできる研修や合宿、チームビルディングで人間力を引き出し、チームの価値を向上しましょう。


式根島で行うメリットとシナジー

1. 健康増進・ウェルネス効果

  • 24時間無料で入れる水着着用の露天温泉(地鉈温泉、松ヶ下雅湯など)
  • 眺めているだけで癒される美しいビーチや満天の星空や美しい月
  • ジョギングやヨガなど朝活の適地が点在
  • 唐人津城や隈の井、神引展望台などをぐるっと回るハイキングや島一周ウォーキング

2. 共同行動機会の促進

  • 大規模ホテルではなく、民宿や貸し切り施設が多いため、自然と共同での食事や生活を促し、人間関係の距離を縮めます。
  • コンパクトな島なため、自由行動中も偶然の出会いや高い接触頻度が自然に発生。移動のストレスがなく、チームメンバー間の濃密なコミュニケーションの時間に集中できます。

3. アクセスの良さとオフシーズンの活用

  • 東京(竹芝桟橋)からジェット船で直行約3時間。前夜出発・翌朝着の大型客船も特別な体験になります。
  • 夏季・GW以外は観光客が落ち着き、集中できる環境

4. 目に見える地域課題から学べる

観光依存度が高い一方、人口減少や高齢化、担い手不足に悩む式根島には、日本が解決すべき重要な課題が見えます。実際に現地で現状を把握し、企業として何ができるか検討し、考える実践的な研修ができます。また、すでに島しょ地域をターゲットに事業展開している企業様は、より深い学びとマインドセットの機会となります。

5.判断力や問題解決力の向上

天候による船の欠航や急な計画変更といった予期せぬ事態に対応することで、臨機応変な対応力と、タフな環境で判断する精神的な機動力が養われます。

6.社員の視野が拡大できる

離島の課題を、単なる社会問題としてではなく、「企業の力で解決できる」「新しいビジネスを創出できる」という機会(チャンス)として捉え直す視点が生まれます。これは、市場全体を見るマクロな視野と、現場のニーズを見るミクロな視野を同時に養います。

日本の経済や情報が集中する「都市中心の視点」から離れ、自然との関わり、コミュニティの仕組み、時間の流れ方が異なる「地方の視点」を理解します。これにより、都市の顧客だけでなく、地方の顧客や社会全体を意識した多様な価値観を持つことができるようになります。

観光客やビジネスパーソンではない、普段の生活では接点のない多様な属性を持つ島民と関わることで、日本を構成するレイヤーの多様性を理解します。

「資源は無限ではない」という現実(電気、水、食料の輸送、人材の流出など)に直面します。この制約を知ることで、「今あるもので何ができるか」という創造的な発想力と、サステナビリティ(持続可能性)を前提とした本質的なイノベーションを生み出す視野が養われます。

観光が主要の離島で十人十色の仕事と人生のワークライフバランスのありようを捉えます。大掛かりな旅行だけでなく、時間の流れが穏やかな美しい離島で過ごす意味を実感したり、ワーケーションや移住をする人々のニーズに触れて、ビジネスの視野を広げます。

研修テーマの例

「自然との共生」や「地方創生の意識」など企業の社会貢献やイメージUPにつながる研修テーマを設定できます。離島での活動をメディアに発信する企業ブランディングも映えます。

磨こう!
地方創生に役立つ発想力
閑散期の集客や担い手の減少を突破するビジネスアイデアを立案。事業者へヒアリングを行い、事業の実現可能性を検討してみる。
日本を救う!
特産物を活用した商品開発
島の特産物をテーマに、実際に食味や生産見学などの体験をして、新しい商品が開発できないか考える。
心身を満たす体験(ウェルネス)はビジネスになるか?湯加減は海まかせの本物の海中温泉や砂浜に寝転んで、満天の星空を見上げるなど、ここならではの深い安らぎを体験し、心身を健康にする時間の価値を確認する。この時間をビジネスとして成立できるか考える。
目撃する環境問題!
SDGs実践リトリート
海洋プラスチック問題などをテーマに、ビーチクリーンや環境調査をプログラムに組み込む。リフレッシュと同時に、企業のSDGs貢献を体現する。
これからの観光PR実践研修式根島の特徴的な風景や自然の恵みを題材に、AIにはできない「深い共感性」と「オリジナリティ」を重視した心に響く観光PR戦略を立案し、実際にキャッチコピーや宣材、動画を作成してみる。

式根島でできること

01

島宿体験

かの昔、観光地で先駆けて民宿事業を始めた式根島。大規模な宿泊施設はありませんが、島の文化に根付いた新鮮な式根島の海の幸を召し上がれます。参加者同士が食事の時間を共にしたり、風呂を譲り合ったり、相部屋になることで、物理的な距離が縮まります。

02

温泉体験

式根島といったら、湯加減は干満まかせの野湯「地鉈温泉」「足付温泉」など、海岸線に湧くワイルド・豪快な温泉群です。水着着用で24時間無料で入れる自由さがウリ。さらに便利で安全な「松ヶ下雅湯」、身体もしっかり洗える、内湯の共同浴場「憩の家」など、毎日温泉三昧できます。

03

大浦でBBQ体験

大浦海岸の目印は馬が水を飲んでいるように見える奇勝「馬の首」。島一番の夕日スポットとしても知られ、焼けそうな日の夕方になると多くの観光客が集まってきます。事前申請の元、この大浦海岸でBBQができます。

04

式根島養殖場見学

式根島の養殖真鯛「式根鯛平君」を養殖する新島村の施設です。ブランド名は式根島の小学生が命名してくれました。海岸に面する養殖場は、式根島のきれいな海水を引き込み、ひろびろ、のびのび育てられています。味の決め手となる「餌」は、紆余曲折の果てに編み出した配合飼料を使い、絶妙な脂のりに仕上がっています。事前のご相談で、見学と共に餌やり体験も可能です。
※式根鯛平君の塩釜焼き体験も対応できます。

05

星空観察

式根島に来島したら、ぜひ体験してほしいのが星空観察です。太平洋に浮かぶ式根島は街灯が少なく、天の川はもちろん、星座がわからないほどの満天の星を見ることができます。晩秋から春もオススメの季節です。
観察後に花火をしたり、みんなで露天風呂(水着着用)に入るのもいいですね。

06

釣り体験

式根島は足元がしっかりした「野伏港」や「足付桟橋(式根島港)」で、いろいろな魚を釣ることができます。島内には貸し竿サービスをしている宮房釣具店もあります。
BBQなどで「自分で釣った魚を食べる」貴重な体験もできます。

07

貸会議室の利用

式根島開発総合センター

【設備・料金】※料金は変更になる場合があり
1.集会室 
1h:¥220/全日:¥1,980
※冷暖房利用 1h¥2200

2.会議室・研修室
1h:¥110/全日:¥770
※冷暖房利用 1h¥330

【利用案内】

名称:新島村式根島開発総合センター

住所:東京都新島村式根島253番地

利用時間:9時00分~22時00分まで(事前利用申請が必要)

研修や施設利用の問い合わせ先 (一社)式根島エリアマネジメント

さまざまな体験ができる式根島についての参考記事

企業研修の実例

『EVで島をMOTTO元気にプロジェクト』を展開し、島の社会貢献に尽くしていただいている東日本三菱自動車販売株式会社様の企業研修の様子です。式根島と企業が相互に深く関わり、前を向いて進んでいく、素晴らしい内容になっています。ありがとうございます!

よくある質問

Q
何人くらいまで対応が可能ですか?
A

数人から20名くらいまでが基本ですが、分散して宿泊いただくことで、大人数も対応可能です。まずはご相談ください。

Q
どれくらい前から計画したらいいですか?
A

3~4か月前くらいからある程度の人数、旅程、プログラムを決めて、手配を進めたほうが安心です。船の手配は2か月前からとなります。担当者、幹事様による下見訪問も実施するのも有効です。

Q
ハイシーズンも対応可能ですか?
A

GW、7月8月、9月の三連休、年末年始は、ハイシーズンとなり、式根島は観光客でいっぱいになります。大人数の場合は特に、別の期間をおすすめします。

Q
どんな企業・チームが研修やチームビルディング・ワーケーションに来ますか?
A

大手企業から中小企業、フリーランスチームなど様々です。

Q
新入社員研修では何が期待できますか?
A

新入社員研修の場合は、新入社員同士や、教育担当者・先輩社員との間に、役職や部署の垣根を超えた信頼関係を築くことを目的にします。

共同生活を通じて、お互いの個性や人となりを深く知り、今後のチームでの円滑な業務遂行の基盤となります。また会社の一員として、対外的にどう振る舞うべきか、会社の看板を背負って動くときの態度などを実践的に体得します。

Q
欠航したらどうしたらいいですか?
A

欠航した時は
1.延泊する。この場合、東海汽船は手数料なしでチケットの変更ができます。宿についてもフォローいたします。
2.新島から帰る。新島村連絡船「にしき」が動いていたら、新島へ移動して、新島を欠航していない船や飛行機を利用することができます。
3.事前に切り上げる。翌日欠航する可能性が高いと判断したら、1日早めて帰るなども一手です。

こういった、判断をチームですることも貴重な機会です。念のため、予備日を設定したり、翌日、翌々日に重要な予定を入れない工夫をしておきましょう。

Q
現地解散のメリットはありますか?
A

例えば金曜日の朝に解散し、以降、残りたい人は自費で滞在する選択肢を用意すると、研修参加者が式根島の余暇を低コストで楽しめることになります。その場合の帰路の費用は個人負担とすることで、研修費用の総額を抑えつつ、参加者は高速船か大型船か、新島経由の飛行機など自分の都合に合わせて選べるようになります。また、ついでに他の島に足を延ばしてみようなど、さらなる体験の機会となります。

関連資料・パンフレット

企画や必要な手配のお手伝いは、式根島で活動する一般社団法人式根島エリアマネジメントが窓口となって、サポート・コーディネイトいたしますので、お気軽にご相談ください。事前のZOOMミーティングも対応可能です。

参考リンク

ひだぶんMAGAZINEを運営しているゲストハウスひだぶんは、式根島の「一般社団法人式根島エリアマネジメント」所属です。