今宵もしきねでバエパッチョ自分で釣って、さばいて、飲む!

式根島の秋の釣り

9月は敬老の日と秋分の日がらみの2回の3連休があります。そのうちの秋分の日絡みの連休で画伯と式根島に釣りに来ました。実は9月初めには、一人で大島に行き、私にしては、なかなかの快釣でたくさんの魚を持ち帰ることができました。

これは大島で釣った魚

式根島の秋の釣りにも期待が膨らみます。

カゴ釣りとスルルー

いろいろな釣りを体験したい海釣り一年生。今回は、スルルーの仕掛けを持ってきました。スルルー専用の浮きが1つ2,000円もするので、気が気じゃありません。

初日はカゴ釣りで、画伯が40cmのナンヨウカイワリ、私がデブムロをキャッチして納竿。まだ生きているナンヨウカイワリの深いブルーに見とれてしまいました。

翌日は、スルルーを試みるも、ヤガラやオキザヨリなどニョロついたのばかりで、パッとしません。キビナゴの無駄死にもいいとこです。これは改良の余地ありまくりです。

[釣果]
1日目:ナンヨウカイワリ、ムロアジ、オジサン、アカハタ、イスズミ、イシガキフグ
2日目:カンモンハタ、アオヤガラ、ウツボ
3日目:オキザヨリ、メガネハギ、アカハタ

釣りと料理の両立を考える

試行錯誤が続くのは釣りだけでなく、料理もです。夕マヅメまで頑張ると、下処理して料理にかかるのが20時を過ぎ、食べはじめるのが21時半頃になります。

今回は割り切って初日は魚ナシでも問題ないスピードメニューを用意していきました(例:ニョッキ)

また、食材を釣果頼みにすると、釣りに焦りが出てくるので、式根島ならではの頼れる食材・式根鯛平君をあらかじめ手配しておきました。

釣った魚を「すぐ」食べるより、寝かせたほうがおいしくなる場合も多々あるので、特に初日の夕食は割り切って、鯛平君頼みでいいかなーと言う気もしています。何よりおいしいし、100g100円という破格で真鯛が食べられるあり得ない機会です。

メキシカンナイト

前回、前々回とご一緒した外国人のKさんがまだいるかな?と思ってKさんゆかりのメキシコ料理とコロナビール(もちろんライム付)を用意していました。しかし、すでに宿を発ったあとだったので、宿のみなさんにシェアして、メキシカンナイトを楽しみました。

今回は特筆することもなく、穏やかな式根島釣行でした。限られた島の滞在時間を、より効率的に楽しむため、今後も悩みながら工夫していきたいと思います。

↑黄色は食べやすく美味しい魚(当社比)

調理のポイント

レシピ

ムロアジのベッカフィーコ

  1. フライパンにオリーブオイルをひいて、アンチョビを少々いれる。なじんだら、パン粉を入れて軽く混ぜ合わせておく。
  2. 1に、ナッツやお湯でゆるめたドライフルーツ、刻んだケイパー、1/2分のレモン汁、砂糖を入れて混ぜる。
  3. ムロアジは開いて塩、こしょうをしてから水分を拭き取っておく。オレンジはスライスする。
  4. 2のパン粉を包んで巻いたムロアジとオレンジスライス、ローリエを交互に焼き皿に並べる。残ったパン粉は隙間に詰める。
  5. 4をトースターやオーブンで10分程度焼いて出来上がり。

    ■ポイント
    ムロアジが食べごたえがあって、バエるイタリアンに。味付きパン粉をつくってぎゅうぎゅう詰めて焼くだけなので見た目より簡単です!
バエパッチョ提唱者

こんにちは。私は、「自分で釣った魚で料理を作って、美味しいお酒を飲むため」に式根島に通っています。この「今宵もしきねでバエパッチョ」が式根で釣りをやってみるきっかけになったり、自炊民の多少の参考になれば幸いです。