今宵もしきねでバエパッチョ自分で釣って、さばいて、飲む!

長物は御無用

前回のGWはウツボ狩り以外ロクに釣りもせず、数か月越しの式根懐石を完成させたり、花見登山したり、死にかけたりで何が何やらわからなかったので、週末に有給を1日追加して、またまた5月に式根島釣行です。

通えば通うほど、腰を据えて釣りをする時間がとれなくなるのが不思議なのですが、そこが式根島の魔力魅力なのでしょう。

どんより式根島

それにしても微妙な天気です。一般天気には5月は初夏の新緑と爽やかな晴天のイメージですが、式根島は常緑樹が多いので新緑という感じでもないし、季節の変わり目でイマイチ天気に恵まれない印象になっております。

前回いじめられたオオバヤシャブシ(ハンノキ)の花粉の気配がないのが救いです。この時期には大丈夫なんですな。

ヒデ君との出会い

それでも釣りをしに来たわけですから、ときおり桟橋を上がってくる波をよけながら、かぶりながら野伏港で果敢に竿を振ります。足元に2本置き竿、さらにカゴ釣でムロアジを釣ろうという強欲ぶりに、自分でも呆れます。

そんななか、隣に入った大学生が、泳がせ釣りのムロアジを釣ろうとして続けざまにタカ切れして「こんなはずじゃないんだけどなあ」とこぼしています。

なんとなく会話を交わしたところ、初めての式根島であり、泊まる宿は、ひだぶんであることがわかりました。

この大学生が、その夏、ひだぶんバイトの主軸となったヒデ君です。国立大学の釣りサークルで腕を振るうガチの釣り師君なのですが、離島に来た釣り人は誰もが浴びる洗礼で、無理もありません。

底釣りは、私と揃ってウツボやウミヘビが無限に続く、哀しき長物モードに。結局、一日中、ニョロニョロニョロニョロ、どうにもなりません。

短ければいいってもんじゃない

とうとう、ウツボ、トラウツボ、コケウツボ、ワカウツボウツボコンプリートをキメてしまいました!!
さすがにこれでは、式根の釣りが嫌になったのではと心配しましたが、逆に闘志がわいているところに若さを感じます。

そんなヒデ君と女将が話しているときに、ヒデ君があまりに式根島を気に入ったというので、女将が何と気なしに「それじゃあ夏休みにバイトにくれば?」と声をかけたところ「はい、来ます」と即答。「ここでバイトすれば、毎日釣り出来るし、釣り師の聖地だからね。鍛えられるよー」とけしかけた私も、あまりの軽さに驚いて、その後女将と「本当にくるのか??」と心配したものですが、約束通り、繁忙期である7月に、ひだぶんに来てくれました。

しかも一番のり

女将は「なんでも覚えが早くてすごい!!」と大喜び。洋食の厨房バイト経験があり、すぐ船盛りも習得してしまいました。

もはや若旦那

その後の釣りの快進撃は釣果記録の通り。

島民とも仲良くなって、時間ができれば、式根島に来て、バイトと釣りを楽しむ日々です。これから大学院進学なので、まだまだこの生活は続きそう。末永くよろしくお願いいたします。

帰りのさるびあ丸から見た海上自衛隊の水中処分母船。危険な水中処分隊(機雷や不発弾、水中の爆発物処理など、危険な潜水作業を行う水中処分員の部隊)の支援を行う母船だそうです。働く船との出会いも、船旅の醍醐味です。

↑黄色は食べやすく美味しい魚(当社比)

フレンチ系でした

レシピ

豚ローズマリーソテー

 2人前

【材料】豚ロース(肩ロース)300g、ローズマリー、塩、オリーブオイル、ブラックペッパー、にんにく

  1. 1~2cm程度の厚さの豚肉は常温に戻し、筋を切るように包丁であちこち刺して、薄く塩をすりこむ。
  2. フライパンにオリーブオイルをひいて、弱火にし、1とローズマリー、つぶしたにんにくを入れて蓋をする。
  3. 別鍋で強めに塩を入れた湯でパスタを200gをアルデンテにゆでる
  4. 厚さにもよるが3~5分ほどしたらひっくり返し、さらに4分ほど焼き、最後は強火にして焼色を軽くつける。
  5. 仕上げに、塩とブラックペッパーをふってできあがり。塩は、つぶ塩(フルールド・セル)がおすすめ。

【ポイント】

  • 豚肉は生は絶対ダメなので、ちゃんと火入れをする。しすぎると固くなるので、絶妙な焼き加減を狙ってください。