式根島を効率よく歩き尽くすコツ
式根島ハイキングモデルコース1日目の続きです。
2日目は、式根島中心地からも近い「湯加減の穴」からスタートし、地球パワーを存分に感じるアツアツの湯けむりゾーンを経て、歴史旧跡をなぞり、式根随一の夕日スポットにゴールする変化に飛んだコースをご紹介します。
※2日目は多少足元が悪いところもありますが、基本的には道路歩きとなります。
式根島MAPをご用意ください
当日、観光協会が発行している式根島MAPをお持ちでない方は、手に入れてください。スマホでも見られますが、その場合はダウンロードしてしまったほうが、電波が入らない場所でも見られて便利です。

画像出典元:式根島観光協会パンフレットダウンロード「式根島MAP」
おすすめのハイキングモデルコース2日目
2日目はHOTな「湯加減の穴」から
このコースは大体6km前後の距離になります。中心地に戻るには+1km~見ておけばよいでしょう。足元が悪い海岸を歩いたり、歴史旧跡の写真を撮りながら歩くので、休憩込みで4時間くらい見ておくといいでしょう。前半は温泉のはしごになるので、「入浴」もする猛者は、さらに時間にゆとりをもち、水着を下に着込んで出かけましょう。
中心地から近い、道路脇にあります。まずはこちらに手を突っ込んでいきましょう。猫が入っているときがあるので、チェックしてからどうぞ。
足付温泉の湯加減がわかる(?)じんわり温かい穴 193段の急階段で高低差50m近くを降り、たどり着く野趣あふれる海岸線の野天風呂。高温80℃の源泉のため、海水が流れ込む満潮時刻の前後90分が入り時。ちょうどよい温度の湯壺を見つけるのがコツ。
海と一体感がある野湯 地鉈温泉入口すぐそばにある足地山の展望台。急な階段を上がって向かいます。山頂は新島や式根島港を見下ろし、向かって右手が神津島です。
大海原 足付温泉へは、足地山展望台入口の先から直接いける遊歩道で向かいます。磯浜に湧く源泉は、無色透明のナトリウム・塩化物強塩温泉。薄く緑がかり、湯壷の底から足元湧出を知らせる気泡がポツポツと。源泉温度は55℃とやや低く、海の際であることから、干潮時刻前後90分が入り時です。
外傷や皮膚炎に効果があるという「外科の湯」 足付温泉の、さらに奥にある引き潮限定野天風呂。踏み跡を辿って到達できるかな?
この先にあります 潮汐を気にせず、いつでも安全に入浴するために造られた広々とした露天風呂。
松ヶ下雅場 湯治に訪れた与謝野晶子の歌を刻む記念碑
与謝野晶子記念碑 江戸時代の過酷な製塩にまつわる悲劇の伝説。今も、潮が引いた海岸に、塩釜跡の石垣の遺構を見ることができます。
史跡「塩釜の跡」 別名「猫神様」と言われる泊神社の境外末社。
式根島の化け猫伝説由来の神社 水不足に悩み続けた式根島島民の悲願の掘井戸
水神社の祠、コーガ石のオブジェ、トイレやベンチを備えた公園を隣接 樹齢900年、高さ30m、幹周5mのイヌマキの巨木や梛(ナギ)の木の自生地があり、いずれも東京都の天然記念物に指定。東要寺では、夫婦円満祈願成就のお守りとして、縁起物の梛(ナギ)の葉や、住職手書きの言葉のおみくじなど用意。
都天然記念物「東要寺のイヌマキ」 テラスから海と星空を臨む展望台
出逢い橋 芝生に子ども向け遊具や花壇、コーガ石のくじらのオブジェが点在する式根島を代表する公園
2月~3月中旬は河津桜も美しい 奥まった場所に佇む泊神社の境外末社
差出神社 75歳のおばあさんが私財と労力をかけて作った灯台
高森灯台 式根島自慢の養殖真鯛「式根鯛平君」の養殖場
本格的な魚の養殖場は伊豆諸島でもここだけ 空が澄んだ時は富士山が見え、11月~3月は愛らしいサザンカが彩る見晴台
でんどう見晴台 白鳥居と白砂の境内が美しい式根島の鎮守。例大祭は、毎年11月8日(前夜祭7日)に行われ、演芸の奉納をはじめ、出店もあり、島民が心待ちにする唯一のお祭りとなっています。御朱印やお守り等の授与はありません。
泊神社 縄文中期、式根島が有人島であったことを示す遺跡
泊神社 風待ち港だった泊海水浴場(泊浦)の名残のなまこ型の桟橋(村指定記念物)
なまこ桟橋 島一番の夕日と「馬の首」で知られる絶景ビーチでフィニッシュ!日の入り時間までのんびりして、雄大な景色を目と心に焼き付けましょう。
島民も見に行く大絶景
参考リンク
