往復大型客船の1泊2日の旅は、初めて式根島に来る方のよくあるパターン。効率よく回るため、レンタサイクルの利用がおすすめです!往復ジェット船利用の方は、1日目の到着は昼頃と遅れますが、2日目は午後出発なので、ゆとりができます。一番島の滞在時間が長くなるのは、往路は夜行の大型客船、復路は高速ジェット船で帰るパターンとなります。
1日目は絶景スポットをはしご&温泉&星空観察
- 09:05 式根島・野伏港到着
予約した宿泊施設が野伏港に迎えに来ています。車や手持ちの看板に屋号がありますので、見つけたら声を掛けましょう。
※送迎がない宿は徒歩で向かいます。レンタカーやレンタサイクル店に港への迎えを依頼することができる場合もあります。 - 10:00 宿にチェックイン&荷物を預けて出発!
砂浜で座ってくつろぐため、海水浴をしなくてもレジャーシートがあると便利!紫外線対策も忘れずに!
レンタサイクル店はこちらから。繁忙期は混み合うので来島前に予約しておいたほうが安心です。
式根島の商店のお弁当は美味しいものぞろい。池村商店の揚げパン、みやとらファミリーストアの明日葉弁当、おくやまの漬け丼…悩みますね!商店一覧はこちら。
島の北部、泊浦に近い高台に鎮座する泊神社は1687年造営の歴史ある島内一の鎮守として、島民に親しまれています。美しい白い鳥居も印象的。
泊神社入口の鳥居 白砂に式根ブルーの海が映える扇形の入り江の美しいビーチもオフシーズンは静かです。昔、風待ちの港だった名残のなまこ型の桟橋(村指定記念物)や船揚場の姿を見ることができます。買ってきたお弁当はこちらでどうぞ。
穏やかな入り江の泊浦 360℃を見渡す島最高地点の展望台。ここは外せない絶景スポットです。
超絶景!神引展望台 式根島の奇勝「唐人津城」は白岩の砂漠が広がる火山の噴火口跡。津城とは人や魚が集まる場所をさす言葉で、良い漁場で賑わっていたことから。手前にテラスやテーブル&ベンチがあります。
唐人津城 中心地から近い、道路脇にあります。まずはこちらに手を突っ込んでいきましょう。猫が入っているときがあるので、チェックしてからどうぞ。
足付温泉の湯加減がわかる(?)じんわり温かい穴 193段の急階段で高低差50m近くを降り、たどり着く野趣あふれる海岸線の野天風呂。高温80℃の源泉のため、海水が流れ込む満潮時刻の前後90分が入り時。ちょうどよい温度の湯壺を見つけるのがコツ。足湯だけでもどうぞ。入浴しなくても、独特の景観を見に、下まで降りる価値あり!
海と一体感がある野湯 東に開けた展望台で心行くまで星空を見ましょう。ベンチがありがたい!
星空観察で冷えた体は、地鉈温泉の引湯を使って整備された露天風呂「松ヶ下雅湯」で温めましょう。夜間はライトアップされ、星を見ながらの入浴でき、憩いの場となっています。水を入れたペットボトルを持参し、源泉温度に近い熱い湯がたまっている場所に入れておけば温まるので、湯上りに自分にかけて、塩分が強い温泉を流せ、洋服が汚れにくくなります。
浜津城 式根島の露天風呂は身体が洗えませんので、宿に戻ったら身体や頭髪を洗う必要があります。宿の入浴時間があると思いますので、間に合わないようでしたら、調整してください。明日のサンライズのため早めに寝ましょう!
2日目は日の出を浴びてスタート
式根島の東側に日の出スポットが点在しています。季節により、見えるスポットが異なりますので、こちらをご覧の上、ぜひ、早起きして見に行きましょう。海岸の散策も気持ちがいいですよ。
(早起きしすぎて寝不足が心配になるかもしれませんが、大丈夫です。帰りのさるびあ丸でいくらでも寝る時間がとれます!)
式根島唯一の寺院が法光山 東要寺は、前日に電話で予約(TEL:04992-7-0133)すれば、朝の勤行に誰でも参加できます。 東要寺には、樹齢900年、高さ30m、幹周5mのイヌマキの巨木や梛(ナギ)の木の自生地があり、いずれも東京都の天然記念物に指定されています。”サーファー和尚”自ら温かく迎えてくれるので、気軽に立ち寄ってみましょう。
[体験メニュー]
・朝の勤行 AM6:30より
※参加自由。参加希望者は前日までに連絡
(TEL:04992-7-0133)
・心が軽くなる瞑想と法話、運勢、お悩み相談、各種御祈祷(要予約)
・ご祈祷したナギの葉を良縁成就、海上、交通安全のお守りとして進呈(無料)
・イヌマキの樹で作ったお守り(ガチャガチャ)
・吉凶のない、住職手作りの言葉のおみくじ※ナギの葉を自分で採ってはいけません
- 08:00 宿で朝食
船の場合、上り便欠航の場合があります。その場合は、9時05分の下り便に乗らないといけませんので、要注意です。いずれにしても、島では荷物は早めにまとめておきましょう。
- 09:30 レンタサイクル返却&お土産&船で食べる弁当購入
- 10:30 宿に戻って、野伏港へ送ってもらう
宿に戻って、出発30分前までには野伏港に送ってもらいましょう(自分で歩く方やレンタカー乗り捨て組もいると思います)。帰りの船のチケットの発券がまだの人は、宿に伝えて少し早めに送ってもらうとよいでしょう。野伏港についたら待機スペースでさるびあ丸を待ちます。
- 11:25 野伏港でさるびあ丸に乗船
お疲れさまでした。竹芝に着くまで、のんびり船旅を楽しんでください!新島に近づくとさるびあ丸に無賃乗船するカラスも良かったら探してみてください。
注意ポイント
- 温泉に入るなら「水着」を持参する
- 式根島の温泉は赤さび色の湯の色がつくので、タオルや水着は着色してもいいものにする
- 式根島で地鉈温泉や足付温泉に入る時は、干潮・満潮時刻をあらかじめ調べる
- 日の出や日の入り鑑賞は、時刻をあらかじめ調べて計画する