往復大型客船の2泊3日の旅は、初めて式根島に来る方でかなり多いパターンです。なんといっても真ん中の日を1日じっくり過ごせるのポイント。外周12㎞のコンパクトな式根島ですが、貴重な滞在時間を効率よく過ごすため、レンタサイクルの利用がおすすめです!
往復ジェット船利用の方は、1日目の到着が昼頃になりますが、最終日は午後出発なので、午前中いっぱい予定をいれることができます。島での滞在時間を最も長くできるのは、往路は夜行の大型客船、復路は高速ジェット船で帰るパターンとなります。
1日目は泊海水浴場&温泉&星空観察
- 09:05 式根島・野伏港到着
予約した宿泊施設が野伏港に迎えに来ています。車や手持ちの看板に屋号がありますので、見つけたら声を掛けましょう。
※送迎がない宿は徒歩で向かいます。レンタカーやレンタサイクル店に港への迎えを依頼することができる場合もあります。 - 10:15 宿にチェックイン&海水浴の準備して出発!
水着に着替え、海水浴の準備をする。水着の上にパーカーや短パン、タイツタイプのラッシュガードやマリンシューズ、帽子などで紫外線&安全対策するとよい。砂浜で座ったり寝転んだりするため、レジャーシートがあると便利!小さなお子さんがいるファミリーはポップアップテントを持参している方が多いです。
抜群の透明度の式根島。シュノーケルセットをお忘れなく(島内レンタルもあり)。 レンタサイクル店はこちらから。繁忙期は混み合うので来島前に予約しておいたほうが安心です。
式根島の商店のお弁当は美味しいものぞろい。池村商店の揚げパン、みやとらファミリーストアの明日葉弁当、おくやまの漬け丼…悩みますね!商店一覧はこちら。
中心地から近い、道路脇にあります。まずはこちらに手を突っ込んでいきましょう。猫が入っているときがあるので、チェックしてからどうぞ。
足付温泉の湯加減がわかる(?)じんわり温かい穴 193段の急階段で高低差50m近くを降り、たどり着く野趣あふれる海岸線の野天風呂。高温80℃の源泉のため、海水が流れ込む満潮時刻の前後90分が入り時。ちょうどよい温度の湯壺を見つけるのがコツ。足湯だけでもどうぞ。入浴しなくても、独特の景観を見に、下まで降りる価値あり!
海と一体感がある野湯 夕食後は足を延ばして、東に開けた展望台で心行くまで星空を見ましょう。ベンチがあるので、飲み物を持参してくつろいでも。
宿の入浴時間があると思いますので、間に合わないようでしたら、先に入ってから星空観察に行きましょう。
2日目は中の浦海水浴場&絶景ポイント&星空観察
- 09:00 商店でおやつを購入
- 12:30 外食を楽しむ(滞在時間 1~1時間半)
宿に戻ってシャワーを浴びて、着替えて出かける準備をします。水着は夜にまた温泉で着用するので手洗いして干しておきましょう。
360℃を見渡す島最高地点の展望台。ここは外せない絶景スポットです。時間が余れば周辺の観光スポットをはしごしてもいいですね。
超絶景!神引展望台 水着に着替え、地鉈温泉の引湯を使って整備された「松ヶ下雅湯」で星空露天を楽しみましょう。夜間はライトアップされており、憩いの場となっています。水を入れたペットボトルを持参し、源泉温度に近い熱い湯がたまっている場所に入れておけば温まるので、湯上りに自分にかけて、塩分が強い温泉を流せば、着衣が汚れにくくなります。
浜津城 式根島の露天風呂は身体が洗えませんので、宿に戻ったら身体や頭髪を洗う必要があります。宿の入浴時間があると思いますので、間に合わうように時間調整してください。
3日目は日の出を浴びてスタート
地鉈温泉入口すぐそばにある足地山の展望台。急な階段を上がって向かいます。山頂は新島や式根島港を見下ろし、向かって右手が神津島です。大海原と朝日を見るなら、島一番のスポットです。
大海原 式根島唯一の寺院が法光山 東要寺は、前日に電話で予約(TEL:04992-7-0133)すれば、朝の勤行に誰でも参加できます。 東要寺には、樹齢900年、高さ30m、幹周5mのイヌマキの巨木や梛(ナギ)の木の自生地があり、いずれも東京都の天然記念物に指定されています。”サーファー和尚”自ら温かく迎えてくれるので、気軽に立ち寄ってみましょう。
[体験メニュー]
・朝の勤行 AM6:30より
※参加自由。参加希望者は前日までに連絡
(TEL:04992-7-0133)
・心が軽くなる瞑想と法話、運勢、お悩み相談、各種御祈祷(要予約)
・ご祈祷したナギの葉を良縁成就、海上、交通安全のお守りとして進呈(無料)
・イヌマキの樹で作ったお守り(ガチャガチャ)
・吉凶のない、住職手作りの言葉のおみくじ※ナギの葉を自分で採ってはいけません
- 08:00 宿で朝食
船の場合、上り便欠航の場合があります。その場合は、9時05分の下り便に乗らないといけませんので、要注意です。いずれにしても、島では荷物は早めにまとめておきましょう。
- 09:30 レンタサイクル返却&お土産&船で食べる弁当購入
- 10:30 宿に戻って、野伏港へ送ってもらう
宿に戻って、出発30分前までには野伏港に送ってもらいましょう(自分で歩く方やレンタカー乗り捨て組もいると思います)。帰りの船のチケットの発券がまだの人は、宿に伝えて少し早めに送ってもらうとよいでしょう。野伏港についたら待機スペースでさるびあ丸を待ちます。
- 11:25 野伏港でさるびあ丸に乗船
お疲れさまでした。竹芝に着くまで、のんびり船旅を楽しんでください!新島に近づくとさるびあ丸に無賃乗船するカラスも良かったら探してみてください。
注意ポイント
- 温泉に入るときは「水着」を着用する
- 式根島の温泉は赤さび色の湯の色がつくので、タオルや水着は着色してもいいものにする
- 式根島で地鉈温泉や足付温泉に入る時は、干潮・満潮時刻をあらかじめ調べる
- 日の出や日の入り鑑賞は、時刻をあらかじめ調べて計画する